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狂牛病指定で「降格」、牛肉輸入拡大の圧力高まる?


ニュース 農林水産 作成日:2007年6月29日_記事番号:T00001228

狂牛病指定で「降格」、牛肉輸入拡大の圧力高まる?


 国際獣疫事務局(OIE)が先月、台湾を「狂牛病(BSE)のリスクが管理されている地域」に指定していたことが分かり、行政院農業委員会を困惑させている。

 OIEは昨年、狂牛病の地域別発生リスクについて、「無視できる」「管理されている」「不明」の3段階に分類。台湾はこれまで狂牛病の発生例はなく、農業委員会によると、「無視できる」という認定であれば、米国やカナダなど狂牛病の発生例のある国からの牛肉輸入の拡大要求をはねつけることができるが、それらの国と同等とされた場合、輸入拡大の圧力が高まってしまうという。

 農業委員会ではこのため、すでに指定の見直しを求める文書をOIEに送付している。