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自動車各社、保証期間の延長競争に拍車


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年6月29日_記事番号:T00001233

自動車各社、保証期間の延長競争に拍車


 自動車大手の中華汽車(三菱自動車系)は28日、新車の保証期間を3年または走行距離10万キロに延長した。自動車業界では、アフターサービス市場での顧客囲い込みを狙って、保証期間の延長競争が起きている。29日付経済日報が伝えた。

 保証期間の延長は、景気低迷で新車購入周期が8~10年に延び、自動車各社がアフターサービスによる増収策に取り組んでいることが背景にある。保証期間が過ぎると購入場所で修理を行う比率が急速に低下するため、保証期間を延長し、パーツ販売につなげようというのが狙いだ。

 自動車業界では、マツダ・フォード系の福特六和汽車が2004年に新車の保証期間を7年、14万キロに延長したのをはじめ、GMビュイックの国産モデルを販売する裕隆通用汽車も保証期間を5年、50万キロに設定している。

 中華汽車の新保証プランでは、保証期間(2年、5万キロ)の期限内に購入先で点検を行ったユーザーに対し、エンジンなどの保証期間をさらに1年、5万キロ延長する内容だ。