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力晶の70ナノ技術、サムスンとの競争に自信


ニュース 電子 作成日:2007年6月29日_記事番号:T00001235

力晶の70ナノ技術、サムスンとの競争に自信


 力晶半導体(PSC)の黄崇仁董事長は28日、経済日報の取材に対し、提携先のエルピーダメモリと共同で実用化した70ナノメートル技術について、「業界でも最も競争力がある技術であり、サムスン電子をリードした」と強い自信を示した。

 黄董事長は、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)市場の技術動向について、「70ナノメートル技術への参入成功で、12インチウエハー1枚で512メガバイトDDRDRAMを1,400個生産できるようになった。業界トップの技術だ。90ナノメートルを飛び越え、一気に70ナノメートル技術に挑戦したことに関しては、サムスンも意外に思っているだろう」と指摘した。

 黄董事長はまた、最近関係が冷却化している旺宏電子(マクロニクス・エレクトロニクス)の役員改選について、「力晶は旺宏の経営権掌握を考えたことはない。旺宏の株価は最近上昇しており、売却することになるだろう」と述べた。力晶は旺宏の株式を20%保有している。