ニュース 金融 作成日:2008年12月19日_記事番号:T00012386
域内銀行による11月の中小企業向け融資残高は、前月比マイナス210億台湾元(約577億円)、0.7%減の3兆1,450億元となった。融資残高は9月に前月比222億元、10月も同44億元の増加をみせていた。景気低迷が深刻化し、銀行が無担保融資の引き受けに慎重になっているためだと行政院金融監督管理委員会(金管会)は分析している。19日付工商時報が報じた。
金管会の統計によると、11月に中小企業向け融資の縮小幅が比較的大きかった銀行は、▽玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)▽台新銀行▽永豊銀行(Bank SinoPac)──など。一方、政府系銀行では政府の企業支援要請を受け、残高を増やした。
行政院は、経済部中小企業信用保証基金(SMEG)の来年の予算を60億元から100億元に拡大するなどし、来年末までに中小企業向け融資を3,000億元増やしたい方針だ。
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