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作成日：2008年12月23日_記事番号：T00012461
ソニエリのウインドウズ携帯、鴻海傘下企業が受託か
ソニーエリクソンは、今年年初に発売した同社初のWindows Mobile（ウインドウズ・モバイル）搭載スマートフォン「XPERIA X１」の生産を、これまで宏達国際電子（ＨＴＣ）に委託してきたが、同社第２代目となるWindows携帯は、鴻海精密工業傘下の誠実科技（Mobinnova）が受託するとの観測が出ている。23日付工商時報が報じた。
ソニーエリクソンはこれまで、内部のスマートフォン研究開発（Ｒ＆Ｄ）リソースをすべてSymbian OS（シンビアンオーエス）に投入しており、不景気で同社業績が赤字となる中、Windows携帯開発ではＯＤＭパートナーへの依存度がますます高まっている。
しかし業界関係者によると、ソニーエリクソンとＨＴＣの提携関係は、双方が不満を抱いており、「X１」の商品周期が一段落するとともに終えんを迎えるもようだ。今後ソニーエリクソンのWindows携帯を受託するとみられる誠実科技は、初めて世界的大手メーカーから受注することになる。
