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力晶半導体、政府に支援を申請


ニュース 電子 作成日:2008年12月23日_記事番号:T00012463

力晶半導体、政府に支援を申請

 
 力晶半導体(PSC)は22日、政府に対し支援の申請を行った。台湾DRAMメーカーで政府に支援を申請したのは茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)に続き2社目。譚仲民同社副総経理によると、支援要請は2段階で行い、今回は力晶のみに対する支援策を提出した。戦略パートナー、エルピーダメモリと共同で作成した案も今週中に提出するとしている。23日付経済日報が報じた。

 力晶が今回提出した支援要請は、政府が銀行団との債務償還交渉との間に入り、力晶側が希望する返済繰り延べを銀行団に認めさせるよう求めるもの。譚副総経理によると、力晶の銀行に対する負債額は600億~700億台湾元(約1,640億~1,900億円)で、このうち元金の返済期限を6~12カ月延期するよう要請したという。

 一方エルピーダと共同で提出する案は、域内DRAM産業が「台湾に技術を根付かせ、国際的な競争力を強化する」ことを前提に、統合・国際化に必要な資金的支援を行うよう要請する内容となるもようだ。