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作成日：2008年12月23日_記事番号：T00012464
モニターの美斉科技、18％リストラ実施
モニターなどを受託生産する美斉科技（ＪＥＡＮ）は、今年下半期の需要低迷を受けて第３四半期から組織のスリム化を図っており、▽業績の悪い研究開発（Ｒ＆Ｄ）人員の入れ替え▽従業員の165人から135人への18％削減▽海外拠点の２割閉鎖▽副理以上の幹部10％減給──などのリストラ策を実施していることを明らかにした。23日付経済日報が報じた。
美斉科技のモニター出荷台数は今年、通年で約180万台となり昨年比38％減と大きく減少し、液晶テレビも同28％減の約35万台にとどまる見通しとなっている。
陳修乾同社総経理によると、今年はソニーなど大手ブランドが値下げキャンペーンを行ったことで、中堅ブランドの出荷台数に影響が出ており、同社の液晶テレビ出荷台数は11月、わずか２万台と昨年の３分の１にまで落ち込んだという。
ただ陳総経理は、来年は明基電通（ＢｅｎＱ）とビューソニックの２大顧客の海外展開拡大に伴い、モニターは180万台維持、液晶テレビは倍増の70万台が期待でき、損益均衡達成が可能との見方を示している。
