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AUO、液晶テレビ組み立て合弁が量産


ニュース 電子 作成日:2008年12月23日_記事番号:T00012467

AUO、液晶テレビ組み立て合弁が量産

 
 友達光電(AUO)が佳世達科技(Qisda)と合弁で設立した液晶テレビの受託組み立てメーカー、景智科技が今月から量産体制に入った。23日付工商時報が伝えた。

 景智科技はAUOが持つ液晶パネル技術とQisdaが持つ液晶テレビの開発能力を組み合わせる形で設立されたもので、責任者はAUO蘇州子会社の徐智雄総経理が務めている。資本金は2億台湾元(約5億5,000万円)で、出資比率はAUOが60%、Qisdaが40%。

 景智科技は既に複数の台湾メーカーから受注に成功しており、会社設立から2カ月で出荷を開始した。現在はQisda桃園工場の液晶テレビ組み立てラインで生産を行っているが、来年の春節(旧正月)後に中部科学工業園区(中科)に移転する予定だ。AUOの液晶パネル工場に隣接した立地で液晶テレビ組み立てまでの一貫生産体制を整えるのが狙いだ。

 液晶パネル業界では、韓国のLGディスプレイ(LGD)も台湾の瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)と合弁で、楽軒科技を設立し、来年1月から液晶テレビの組み立てを開始する予定になっている。新会社は液晶パネルの後工程モジュールを年300万枚、液晶テレビを年500万台生産する予定だ。