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作成日：2008年12月24日_記事番号：T00012482
泰偉電とアジアクルーズ、台北〜上海でカジノフェリー計画か
ゲーム機などを生産する泰偉電子（アストロ）が、シンガポールのフェリー会社、アジアクルーズとカジノ機器の供給のほか、共同で台北～上海にクルージングフェリーを運航させる計画について協議を行っているという観測が出ている。両社は台北および上海の富裕層をターゲットに、カジノクルージングで中台直航商機を狙う考えのようだ。24日付経済日報が報じた。
アジアクルーズは、数隻の大型フェリーを保有し、マレーシア、インドネシア、シンガポールをはじめとする東南アジアで事業を展開している。同社が運航する船上では、乗客の娯楽のためにカジノエリアを設けている。
今後は、カジノ開放が予定される台湾へも進出を予定して、既に域内に100％子会社「台湾カジノ」を設立しており、台湾業者との提携推進とカジノ従業員の訓練を重点に業務を行うという。ただ台北～上海のフェリー共同運航については、「機密事項であり、コメントできない」としている。
