ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国資本の公共事業参入、ポジティブリスト方式で


ニュース 建設 作成日:2008年12月25日_記事番号:T00012520

中国資本の公共事業参入、ポジティブリスト方式で

 
 毛治国交通部長は24日、馬英九政権が進める「愛台12建設プロジェクト」に対する中国資本の投資規制緩和に当たって、規制緩和分野を明示するポジティブリスト方式で対象を限定する方針を示した。25日付工商時報が伝えた。
 
 ポジティブリストには、▽台北港などの商業港湾開発▽埠頭(ふとう)▽倉庫・加工▽物流・出荷▽空港ターミナル開発▽台湾高速鉄路(高鉄)──などが含まれる見通しだ。
 
 馬政権は、公共事業財源として中国資本に大きな期待をかけている。行政院大陸委員会は愛台12建設プロジェクトで中国資本に開放する投資分野について、既に関係官庁との調整を終え、近く中国側と交渉を行う方針だ。開放分野は段階的に拡大するが、国防上の安全リスクがある分野は開放しない。