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薄膜太陽電池の緑能科技、8.5世代での年内量産を発表


ニュース その他製造 作成日:2008年12月25日_記事番号:T00012526

薄膜太陽電池の緑能科技、8.5世代での年内量産を発表

 
 大同集団傘下の太陽電池用多結晶シリコンウエハー製造最大手で、太陽電池の生産も行う緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は24日、第8.5世代薄膜太陽電池生産ラインで年内に量産に入り、来年第1四半期に出荷を開始できる見込みだと発表した。第8.5世代ガラス基板を採用する薄膜太陽電池の量産は、域内初めてで世界でも3例目となる。25日付電子時報などが報じた。
 
 同社によると、8.5世代ラインではこれまで1カ月半の試験生産で、アモルファスシリコン薄膜太陽電池モジュール600枚以上を生産した。試験生産での変換効率は7%以上となっており、今後最低でも6%以上が維持できるという。
 
 同社の年産能力は現在の30メガワット(MW)から50MWまで拡大する予測だ。来年は20%の増収が見込めそうだ。