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11月新車販売3.6万台、今年2番目の高水準【図表】(トップニュース)


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2025年12月2日_記事番号:T00125642

11月新車販売3.6万台、今年2番目の高水準【図表】(トップニュース)

 11月の新車登録台数は前月比5.7%増、前年同月比6.9%減の3万6485台で、3月に次いで今年2番目の高水準だった。米国が相互関税政策を発表した4月以降、新車購入意欲が鈍っていたが、9月に新車買い替えへの補助金支給が2030年末まで延長されたほか、年末の需要期に向け、各社が新車を相次いで発売しているためだ。2日付工商時報などが報じた。

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 トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車は、前月比9.4%増、前年同月比1.5%減の1万3933台(トヨタ1万1387台、レクサス2546台)で、市場シェアは38.2%に上昇した。

 車種別では、▽台湾生産スポーツ用多目的車(SUV)「カローラクロス」、4034台、▽輸入SUV「RAV4」、2415台、▽台湾生産SUV「ヤリスクロス」、1329台──が上位3位を占めた。

 輸入純電動自動車(BEV)のSUV「bZ4X」は207台で、輸入SUVの7位だった。10月下旬に新モデルを発売したところ、購入申し込みが1500台以上殺到し、今年の輸入割当分は既に売り切れた。

 2位の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は、前月比5.9%減、前年同月比6.0%増の3536台(三菱、CMC、MG)だった。自社開発の小型商用車(LCV)「J Space(Jスペース)」が1149台で、車種別の5位だった。

 3位は台湾本田(ホンダ台湾)で、前月比0.2%減、前年同月比7.5%増の2593台だった。台湾生産SUV「HR-V」が1206台で前年同月比3.5倍となり、車種別で4位だった。

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■輸入車シェア、5割に迫る

 輸入車の新車登録台数は前月比18.0%増、前年同月比5.8%減の1万8124台だった。市場シェアは49.7%で、前月比5.2ポイント上昇した。

 EVの新車登録台数は前月比50.7%増、前年同月比41.5%減の1966台だった。

 EV首位はテスラの532台、2位はBMWの349台、3位は裕隆集団の納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の262台だった。

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■25年は40万台突破へ

 1〜11月の新車登録台数は前年同期比11.9%減の36万7133台だった。年末は新車販売の需要期で、12月31日から来年1月4日まで台北市信義区の世界貿易センター(TWTC)で台北新車暨新能源車大展(台北オートショー)が開かれるため、新車の発表が相次いでいる。

 和泰汽車は、12月の新車登録台数は4万3000台で、25年通年は40万台以上になると予想した。

 

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