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銀行の企業融資繰り延べ策、対象期間が年末までに


ニュース 金融 作成日:2009年1月6日_記事番号:T00012615

銀行の企業融資繰り延べ策、対象期間が年末までに

 
 中華民国銀行商業同業公会(銀行公会)は5日、景気低迷で資金繰りが悪化している企業に対する融資の返済期限の半年繰り延べ策を強化し、年内に返済期限を迎える融資を対象に、来年6月までの返済猶予を認める方針を固めた。6日付経済日報が伝えた。
 
 銀行公会は先ごろ、行政院金融監督管理委員会(金管会)の指示を受け、今年3月までに返済期限を迎える企業向け融資に半年間の繰り延べを認める規定を導入した。今回の決定は対象期間を年末まで延長したもので、近く金管会の認可を得た上で関連規定を発表する。
 
 経営状況が正常で、利払いが滞っていない企業はいずれも銀行の返済繰り延べを申請できる。また、銀行が繰り延べに応じない場合には、企業が金管会に申し立てを行うことができる。
 
 また、半年間の返済繰り延べでも資金事情が改善せず、銀行に金利引き下げや追加融資を求める場合でも、経済部が窓口となり、企業の将来性などを勘案した上で、債権銀行に支援決定を促す。