ニュース
建設
作成日：2009年1月6日_記事番号：T00012620
台北夢享家、不景気で休業
不動産物件のテレビショッピングを初めて導入した不動産仲介チェーン、台北夢享家が、このほど業界の不景気を理由に休業した。６日付経済日報が報じた。
同社は2001年に運豊国際多媒体が設立。ベテランの業界マネージャーや行政書士、弁護士、会計士らと協力してテレビを通じての不動産の販売や賃貸のサービスを展開した。
テレビ販売での成功を経て、実体店舗にも進出。一時は大台北地区で10店余りのチェーン展開を行ったが、不動産市場の不景気到来によって４店を残すのみに縮小していた。
ある不動産業者は台北夢享家の休業について、「テレビのチャンネル一つでは、大手仲介チェーンが巨額を投じたインターネットデータ網にはかなわない上、実体店舗の固定費が圧力になったのだろう」とコメントしている。
