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万泰銀、昨年従業員の28%が退職


ニュース 金融 作成日:2009年1月7日_記事番号:T00012644

万泰銀、昨年従業員の28%が退職

 
 万泰商業銀行(コスモスバンク)では、2007年末に米SACプライベート・キャピタル・グループからの出資を受け入れた後、1年で従業員の28%、約900人が退職した。域内の金融機関の金融危機を受けての人員削減幅は5%程度で、万泰銀の28%は業界で最も高い水準だ。7日付経済日報が伝えた。
 
 同銀によると、SACの出資受け入れ時の従業員数は3,200人で、早期退職優遇措置による800人とその他自主退職者100人余りを合わせて900人以上が退職し、現在は2,282人となった。
 
 関係者によると、同銀は拠点の統廃合を通じたさらなるスリム化計画に着手しており、春節(旧正月)後に人員削減の新たな対象者が発表される見込みだという。
 
 これについて同銀の労働者組合は、「SACの出資受け入れ前の労使協議では、2年間は85%の従業員を留任させなければならないとしており、なるべく人員削減が行われないよう再び協議を行う」としている。