ニュース 建設 作成日:2009年1月7日_記事番号:T00012647
台湾株式市場の大幅な下落が高級マンションの予約分譲にもダメージを与えており、台北市の3大高級マンション開発計画とされる▽太子建設開発(プリンス・ハウジング&デベロップメント)の「台北信義」(信義計画区)▽遠東集団の「遠雄富都」(中山区)▽達欣開発と中泰賓館(マンダリーナ・クラウン・ホテル)による共同開発の「文華苑」(松山区)──では、予約分譲期間を3カ月から1年間に延長するなどして、今年第2四半期に期待される購入意欲の回復を待つ構えだ。7日付経済日報が報じた。
不動産仲介業、海悦広告(hiyes)の曽俊盛執行副総経理によると、非公式に販売を止めている「文華苑」は分譲期間を今年末まで、昨年6月に販売を開始した「遠雄富都」も、春節(旧正月)に海外から帰省する台湾人ビジネスマンによる購入を期待して今年中盤まで分譲期間を延期したという。「台北信義」も、伝統的な習慣にちなんだ3月1日から4月30日までの不動産キャンペーン、「329檔期」に正式分譲を開始、6月末に着工を迎える予定だが、既に販売を開始して数件の成約を得ているという。
また台北市の高級マンション開発案は本来、1坪当たり200万台湾元(約567万円)の提示価格を予定していたが、過去半年間需要の低迷が続き、現在は2年前と同水準の1坪150万元前後まで落ち込んでいる。
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