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台湾ガラス、溶炉停止を再拡大


ニュース その他製造 作成日:2009年1月7日_記事番号:T00012648

台湾ガラス、溶炉停止を再拡大

 
 ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス)は6日、世界的な金融危機の影響で建設およびプリント基板(PCB)向け需要が低迷していることを受け、第3次となる溶炉の稼働停止措置を発表した。7日付蘋果日報が報じた。

 同社の発表によると、PCB材料のグラスファイバーとガラスクロスを生産する中国子会社・台嘉玻璃繊維で、12月のTGF-2溶炉停止に続き、年産1万トンのTGF-3溶炉も停止する計画だ。同社のガラスクロス生産能力4万トンの利用率は、2回の溶炉停止を通じて50%以下まで落ち込む見通しだ。

 また、ガラスクロスを生産する彰化県鹿港工場や、平面ガラスの年産能力14万トンの中国長江工場のCFG-1溶炉も今月稼働停止とする予定だ。