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「TSMCのQ1稼働率30%に」=JPモルガン


ニュース 電子 作成日:2009年1月7日_記事番号:T00012659

「TSMCのQ1稼働率30%に」=JPモルガン

 
 台湾積体電路製造(TSMC)の第1四半期の生産能力利用率について、JPモルガン証券アジア科技産業研究部のバービン・シャー主管は6日、「30~35%程度に落ち込む」という見通しを示した。7日付工商時報が伝えた。

 シャー主管は、同社の昨年12月受注分の製品の出荷時期について、需要の見通しが立たなければ3月にまでずれ込む可能性もあるとしている。こうした状況のため1~2月の生産能力利用率は30%まで落ち込み、3月にようやく50%まで回復する見込みがあると予測している。第2四半期も平均45%程度にとどまるとした。

 TSMCの第1四半期業績については、同社は生産能力利用率40~45%が損益分岐点で、これを下回るため赤字は避けられないとの見方を示した。