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液晶パネル各社、在庫量が最低水準に【表】


ニュース 電子 作成日:2009年1月7日_記事番号:T00012662

液晶パネル各社、在庫量が最低水準に【表】

 
 域内の主要液晶パネルメーカー、友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)が昨年第4四半期、在庫消化に最優先で取り組んだ結果、各社ともパネル完成品の在庫量は1カ月未満と、過去最低水準にまで下がり、需給状況の逆転を促しているもようだ。7日付経済日報が報じた。
 
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 中華映管の巫俊毅財務長によると、在庫額の絶対値はピーク時の3分の1に、昨年11、12月と比べても10%減少したという。邱創儀同社総経理は、「パネル業界全体の在庫水位が大きく低下している中、需要が回復して在庫が足りなくなれば、現在現金コストを割り込んでいるパネル価格を必ず値上げする」と語った。

 ただ、奇美電の郭振隆・業務副総経理は、「パネルメーカーによる生産能力、在庫量および原料備蓄の慎重なコントロールにより、現在需給関係は転換期に差し掛かっているが、世界経済はいまだ好転しておらず、今後も管理の手を緩めることはない」と依然予断を許さない状況だという見方を示した。