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高雄港のコンテナ取扱量、12月は7%増【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年1月8日_記事番号:T00012680

高雄港のコンテナ取扱量、12月は7%増【表】

 
 高雄港は昨年12月のコンテナ取扱量が70万2,000TEU(20フィート標準コンテナ換算の取扱量能力)となり、前月の65万3,000TEUから7%増加した。同港統計部によると、中台海運直航便の就航後、中国から台湾に寄港する船舶によるコンテナ取扱量は18.98%増加しており、高雄港もその恩恵を受けた形だ。8日付工商時報が報じた。
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 現在世界の主要港はコンテナ取扱量が減少傾向にあり、高雄港の取扱量も昨年11月、前月比18.59%減、前年同月比24.95%減と大幅に減少していた。しかし12月は前年同月比こそ23%減だったものの11月からは回復を見せ、2008年通年では前年比5.6%減にとどまった。

 ただ、高雄港のコンテナ取扱量は2007年の世界8位から、08年はハンブルク、広州、寧波に抜かれ11位に後退することことが確定している。同港では09年のコンテナ取扱量目標を1,000万TEU突破としている。

 また、台北港で来月下旬にコンテナターミナルの稼働が予定されていることについて、高雄港務局の謝明輝局長は、「当港への大きな影響はない」という見方を示した。