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第一金、金融持ち株会社の合併推進役に


ニュース 金融 作成日:2009年1月8日_記事番号:T00012682

第一金、金融持ち株会社の合併推進役に

 
 8日付工商時報によると、財政部はこのほど第一金融控股に対し、今後、金融業界の合併を推進する役割を担わせる方針を伝えた。今年改選となる第一金の董事15人のうち、13人までを財政部から派遣して、政府の意向に沿った合併を推進させる考えだ。

 財政部は、第一金の合併推進に当たっては、投信、証券など小規模な会社から着手して規模を拡大し、その後に銀行や金融持ち株会社をターゲットとする方針を立てている。

 財政部は政府系金融機関の統合を推進する方針と観測されているが、これについて陳裕璋第一金董事長は、「合併については、財政部の政策方針に従う」と語っている。

 第一金の董事会の現在の構成は、全15人中、財政部から10人、台湾銀行から2人、民間資本から3人がそれぞれ派遣されている。今年の改選では、撤退する台湾銀の3席を、すべて財政部が引き受けることが決まっている。