ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年1月8日_記事番号:T00012686
鉄鋼グループの義聯集団(Eユナイテッド・グループ)と台塑集団(台湾プラスチックグループ)は6日、海外における鉄鋼事業展開での提携協議に向け、初めて幹部同士による会合を持った。消息筋によると、両社はそれぞれが進めているベトナムでの製鉄所建設計画について協力を進める考えのようだ。8日付経済日報が報じた。
義聯集団の林義守董事長は7日インタビューを受け、台プラと1カ月前から接触していることを認め、「双方にとって有利な方法が見い出せることを期待する」と語った。その上で「現在は時機的に見てそれぞれ個別に事業を進めるのは良くない。両グループが進めるベトナム製鉄所計画は、完成時期をずらすのが好ましいかもしれない」と語り、ベトナム鉄鋼事業での提携を示唆した。
林董事長はまた、「鉄鋼業界では欧州、日本、中国など国境を跨いで世界規模の統合が進んでおり、台湾の鉄鋼業界も統合を進めなければ競争力で遅れをとる」と危機感を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722