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TSMCの1月売上高、初の4000億元台【図表】(トップニュース)


ニュース 電子 作成日:2026年2月11日_記事番号:T00126906

TSMCの1月売上高、初の4000億元台【図表】(トップニュース)

 ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した1月の連結売上高は前月比19.8%増、前年同月比36.8%増の4012億5500万台湾元(約2兆円)となり、初めて4000億元の大台に乗った。第1四半期(1~3月)は非需要期に当たるが、AI(人工知能)やハイパフォーマンス・コンピューティング(高性能計算、HPC)需要が力強く、先進製造プロセス受注が好調だった表れだ。11日付経済日報などが報じた。

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 証券会社は、TSMCの4ナノメートルや5ナノを採用していた顧客が徐々に3ナノに移行しており、平均販売価格(ASP)が上昇したと説明した。3ナノは主にAIアクセラレーター向け。3ナノの第1四半期の売上高は5ナノを超え、通年では1兆元を超えると予想した。

■熊本で初の董事会

 TSMCは9~10日、熊本で董事会(取締役会)を開き、設備投資449億6200万米ドルなどを承認した。設備投資は主に▽先進製造プロセス、▽先進パッケージング(封止)、▽成熟プロセス、特殊製造プロセス、▽工場建設──に充てる。

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 初めて日本で董事会を開催することで、市場では、熊本第2工場が3ナノを採用する計画をはじめ日本での生産計画について協議するとみられていたが、発表はなかった。

 TSMCは、昨年の業績賞与と利益配分(分紅)を合わせて2061億4500万元支給する。前年より46.6%多い。25年末の台湾の従業員7万8000人で計算した場合、1人当たり支給額は264万3000元となる。前年より32.1%多い。

 董事会で承認された25年の財務諸表によると、25年の連結売上高は前年比31.6%増の3兆8090億元で、純利益は46.4%増の1兆7180億元だった。

 25年第4四半期(10~12月)の現金配当は1株当たり6.0元と決定した。配当日は6月11日。

 TSMCの26年株主総会は、6月4日午前に開催する。

■幹部8人が昇格

 TSMCは10日、王英郎・運営・工場運営副総経理と張宗生・先進技術フォトマスク工程副総経理の2人を、資深副総経理(シニア・バイス・プレジデント、SVP)に昇格するなど8人の幹部の昇格を承認した。市場では、次世代の後継者チームと見なされている。

 

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