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UMC傘下のIC設計各社、12月は3割減収も


ニュース 電子 作成日:2009年1月8日_記事番号:T00012695

UMC傘下のIC設計各社、12月は3割減収も

 
 聯華電子(UMC)傘下のIC設計企業の大部分が12月、景気の急速な冷え込みを受けて前月比で3割近い減収となった。通年でも、コンタクトイメージセンサー(CIS)設計大手、原相科技(ピクスアート・イメージング)が前年比2.74%増の48億400万台湾元(約135億円)だったほかは、軒並みマイナス成長と振るわなかった。8日付工商時報が報じた。

 原相科技が7日発表した昨年12月の売上高は、ノートパソコン(ノートPC)関連向けの需要低迷で、前月比29.55%減の2億5,200万元だった。アナリストによると、今年第1四半期はノートPC関連およびゲーム機のIC設計がオフシーズンに入るため、前期比の売上減少率は2けたとなる見込みだ。

 液晶パネル用ドライバIC設計の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は、パネルの需要低迷で昨年12月売上高が前月比32.18%減の9億5,800万元と、この5年で最低となった。損益分岐点に近づいており、今年1月は赤字に転落する恐れがある。

 智原科技(ファラデー・テクノロジー)の昨年12月売上高は、前月比16.73%減の3億元で、矽統科技(SIS)は33.04%減の1億2,700万元だった。盛群半導体(ホルテック・セミコンダクター)は前月比約30%減の1億5,000万~1億6,000万元と予想されている。