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09年経済成長目標2.5%、「楽観的過ぎ」批判も【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年1月9日_記事番号:T00012709

09年経済成長目標2.5%、「楽観的過ぎ」批判も【表】

 
 行政院は8日、経済成長率2.5%、消費者物価指数(CPI)上昇率1%未満という今年の経済目標を発表した。行政院経済建設委員会(経建会)関係者によると、この数値はITバブル崩壊後の2002年を上回る、これまでで最も低い目標設定だという。しかし、専門家からは「楽観的過ぎる」との批判の声も上がっている。9日付経済日報が報じた。
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 今年の政府目標について宝華総合経済研究院の梁国源院長は、「目標値は行政院主計処の予測を基に設定するものだが、同処が昨年11月に2.12%と予測して以降、多くの経済指標は悪化の一途をたどっている。政府は現実を直視して経済目標を下方修正すべき」と指摘した。

 劉兆玄行政院長は、今回発表した目標値について、「これは現段階で最もうまくいった場合の数値で、少し楽観寄りの予測かもしれない」と認めたが、「政府が悲観することは許されない」として目標達成に向け全力を尽くすと強調した。

 同日発表したその他の経済目標は、▽失業率、4.5%▽就業者数増加率、0.8%▽労働参与率(労働力率)、58.3%──。