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作成日：2009年1月9日_記事番号：T00012714
株式転換型の国債、年内にも発行へ
財政部は年内にも投資家が国債購入から一定期間経過後に政府系企業の株式に転換できる「株式償還条項付き債券」（通称ＥＢ債）を発行する方向で検討している。９日付経済日報が伝えた。
李述徳財政部長は８日、「３月までに公聴会を開き、社会的合意を得た上で発行したい」と述べた。転換対象となる株式は第一金融控股、合作金庫銀行、中国鋼鉄、中華電信などが想定されている。
ＥＢ債は社債市場では一般的で、転換対象の株式が債券の発行体と異なるものを指す。
財政部が国債にＥＢ債を導入するのは、政府系企業の民営化方式を多様化し、投資家に広く株式を放出するのが狙いだ。発行時期は市場の反応を見た上で決定する。
