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台プラ4社春節ボーナス2.99カ月、前年の半分以下【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年1月9日_記事番号:T00012720

台プラ4社春節ボーナス2.99カ月、前年の半分以下【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の春節(旧正月)ボーナスについて、王文淵・行政中心総裁は8日、2.99カ月に決定したと発表した。過去最高だった前年の6.47カ月の半分以下、近年では最低の水準だ。9日付経済日報が伝えた。
 
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 同グループ内部の試算によると、昨年通年の利益は約440億台湾元(約1,213億円)と2007年の2,190億元の5分の1の水準に落ち込み、規定によるボーナス3カ月のラインにも達しなかった。

 主要4社の第4四半期決算は、証券会社などの予測を超える800億元余りの最終赤字となる見込みだ。国際原油価格は7月のピーク時に1バレル140米ドルまで上昇したが、これが製品価格に反映されないうちに40米ドル台まで下落した上、需要急減で在庫が激増して多額の評価損の計上が必須となり、通年利益に響いたとみられる。

 同グループの労働組合は、先ごろ提出していた3.5カ月の要求を下回るとして、きょう(9日)にも経営側と協議を行う。