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中古車の名義変更件数、08年は70万件を維持【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年1月9日_記事番号:T00012722

中古車の名義変更件数、08年は70万件を維持【図】

 
 中古車ディーラーの統計によると、2008年通年の中古車の売買などによる名義変更件数は、前年比9%の減少となったものの70万9,086件と70万件台を維持した。12月の名義変更件数は7万7,089台で、前年同月比8.2%減だったが、11月の22.1%減に比べると下げ幅は縮小した。これについてディーラーは、原油価格の大幅下落が自動車需要回復を促したが、景気が悪いために消費者の多くは新車ではなく中古車市場に目を向けたためと説明した。9日付蘋果日報が報じた。
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 地域別に見ると、大台北地区(台北県市、基隆市)では、中南部に比べ世界金融危機発生による落ち込みが顕著で、昨年通年の名義変更件数は15万9,795件で前年比10.1%の減少となった。

 また使用年数別では、車齢20年以上の中古車が5,638件と、全体に占める割合は依然1%未満だが、年成長率は42.7%に上った。車齢15~19年でも同様に11.7%増加した。

 裕隆集団傘下、中古車オークション業務を担う行将企業の洪舜彦副総経理によると、昨年の中古車市場では車齢10年以上の車の売買が50.4%を占め、不景気により車の買い替えを控え、購入する場合もより古い車を選ぶ傾向が顕著だという。