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三大科学園区の25年売上高、AI需要で過去最高【図表】(トップニュース)


ニュース その他分野 作成日:2026年3月12日_記事番号:T00127328

三大科学園区の25年売上高、AI需要で過去最高【図表】(トップニュース)

 国家科学及技術委員会(国科会、NSTC)は11日、▽新竹科学園区(竹科、新竹サイエンスパーク)、▽中部科学園区(中科、中部サイエンスパーク)、▽南部科学園区(南科、南部サイエンスパーク)──の三大科学園区に進出している企業の2025年売上高の合計が、前年比21.8%増の5兆8000億台湾元(約29兆円)で、過去最高を更新したと発表した。人工知能(AI)やハイパフォーマンス・コンピューティング(高性能計算、HPC)の需要拡大が理由だ。中東情勢が緊迫化する中、国科会は、世界経済は不確実性が高まり、成長がやや鈍化するものの、AIのトレンドは続き、三大科学園区の2026年売上高は安定成長すると予測した。11日付経済日報などが報じた。

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 三大科学園区の25年売上高は、▽竹科、1兆7000億元(前年比12.3%増)、▽南科、2兆9700億元(34.3%増)──が過去最高を更新した。中科は9.3%増の1兆1300億元で、22年に次ぐ過去2番目の高水準だった。

 南科管理局は、半導体業界の25年売上高は2兆6000億元で前年比38.3%増加したと説明した。AIやHPC需要で、3ナノメートルや5ナノ製造プロセスが供給不足となった。

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 鄭秀絨・局長は、南科の売上高は5年連続で過去最高を更新しており、今年は4兆元台に乗る見通しだと予測した。

■半導体、27%増

 三大科学園区の業種別の25年売上高は、半導体業界が前年比26.8%増加の4兆8292億6300万元だった。

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 液晶パネルなどの光電(オプトエレクトロニクス)は、前年比3.2%増加の4532億4300万元だった。米国の関税措置の発動前のパネルの駆け込み調達、無停電電源装置(UPS)や電子棚札(ESL)の販売増加が理由だ。

 精密機械は、前年比24.7%増加の1808億2600万元だった。AI需要で半導体関連の精密設備や自動化システム、部品の売上高が増加した。

 バイオテクノロジーは、前年比11.7%増加の519億5600万元だった。医療機器の海外市場開拓や新薬の販売増加が理由だ。

 一方、コンピューターと周辺機器は1917億2000万元で前年比14.6%減少した。クラウドサーバー需要は強かったが、大手メーカーが生産拠点を分散しているためだ。

 通信産業は、645億7600万元で前年比13.6%減少した。地政学的リスクを考慮し、低軌道(LEO)衛星の生産拠点を徐々に東南アジアに移管しているためだ。

/date/2026/03/12/00nstc2_2.jpg国科会の呉誠文・主席(右3)は、半導体産業だけでなく、従来型産業のデジカル化推進で、多様な発展を目指すと表明した(11日=中央社)

■輸出額は微減

 三大科学園区の25年輸出額は3兆4200億元で前年と比べ微減だった。そのうち、竹科は7.6%減の1兆8300億元で、中科は2.1%減の7200億元だった。南科は20.2%増の8700億元だった。

 三大科学園区の25年輸入額は、前年比44.2%増の3兆4600億元だった。そのうち、竹科は33.0%増の2兆1400億元で、中科は35.0%増加の6740億元だった。南科は6420億元で、2.2倍となった。

 

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