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LG電子がTV出荷拡大へ、アムトランとTPVテクノロジーに恩恵


ニュース 家電 作成日:2009年1月10日_記事番号:T00012744

LG電子がTV出荷拡大へ、アムトランとTPVテクノロジーに恩恵

 
 LG電子は今年、フラットテレビの販売で前年比42%増、2,100万台以上を目指す。このうち10%に当たる200万台余りが受託生産メーカーに発注されるとみられ、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)と冠捷科技(TPVテクノロジー)が恩恵を受ける見通しだ。10日付工商時報が報じた。
 
 米ビジオ向けに液晶テレビをOEM(相手先ブランドによる生産)生産しているアムトランは、昨年からLG電子向けに小型テレビの少量出荷を開始した。また、LGディスプレイ(LGD)と蘇州に合弁で設立した液晶テレビと後工程モジュール(LCM)の工場が、今年から正式に稼働するため、さらなる受注獲得が期待できそうだ。
 
 世界最大の液晶モニターおよび液晶テレビの受託生産メーカーで、中国を本拠地とするTPVテクノロジーも今年、LG電子からの受注を獲得した。通年では同社全体で600万台の出荷を目指す。
 
 LG電子によると、今年の液晶テレビ出荷目標は50%増の1,800万台で、プラズマテレビは7%増の300万台だ。フラットテレビ全体では16%の世界シェアを獲得し、ソニーを追い抜きたい考えだ。