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作成日：2009年1月10日_記事番号：T00012747
エイサー王董事長、「Ｑ４利益は予想以上」
宏碁（エイサー）が９日発表した昨年第４四半期の台湾での売上高は、前期比１割減の1,102億台湾元（約3,000億円）と従来予測をわずかに下回った。王振堂同社董事長は、コスト管理の改善に努めているため、利益は前期並の水準かそれ以上だと強調し、「（８日に赤字見通しを発表した）華碩電脳（ＡＳＵＳ）とは違う」と業績への自信を示した。10日付経済日報が報じた。
王董事長はまた、今回の金融危機に対して悲観的な見方が多く、販売側の在庫水位はやや低めに抑えられているが、末端市場での売れ行きがこのまま続けば、２カ月後には在庫補充の動きが出てくるという見方を示した。昨年第４四半期のノートパソコン（ノートＰＣ）の販売状況は、欧米、アジア太平洋市場いずれも問題なかったとしている。
エイサーの昨年第３四半期の営業利益率は2.9％で、第２四半期の2.2％から上昇している。
