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中華航空、マイナス成長に転落


ニュース 運輸 作成日:2009年1月12日_記事番号:T00012761

中華航空、マイナス成長に転落

 
 中華航空(チャイナエアライン)が11日発表した昨年12月の売上高は、前月比10.18%減、前年同月比24.42%減の83億5,300万台湾元(約230億円)だった。通年では、前年比1.39%減の1,252億元で、2003年以来で初めてマイナス成長に転じた。12日付工商時報などが報じた。
 
 同社によると、世界的な景気低迷で、昨年第4四半期の貨物運賃収入が前年同期比で30~40%も減少した。旅客運賃収入は前年並だったという。今年は中台間の直航チャーター便開通による効果拡大が期待できるとみている。また、運営資金調達のため、現金増資を予定している。
 
 11日付蘋果日報によると、同社は昨年の赤字額が100億元以上に上ったことから、春節ボーナス(年終奨金)を支給しないと決定したもようだ。ボーナスなしは、同社設立以来初めて。代替措置とし て、従業員に対し、2~7日間の休暇か航空券が与えられるという。