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彰化銀と台新金控、金管会主委が分離主張


ニュース 金融 作成日:2009年1月12日_記事番号:T00012768

彰化銀と台新金控、金管会主委が分離主張

 
 行政院金融監督管理委員会の陳冲主任委員は、台新金融控股による合併計画が頓挫し、政府系株主との官民共同経営状態となっている彰化銀行について、台新金控と彰化銀は切り離すべきとの立場を表明した。12日付中国時報が伝えた。

 陳主任委員の発言は、陳水扁政権が進めた第2次金融改革は白紙化すべきとの姿勢を強調したものだ。

 台新金控は2005年、特別株取得で彰化銀の株式22.55%を保有する筆頭株主に浮上しているが、台新金控の負債比率が高すぎることや、金融危機で台新金控の経営体力が弱まっていることなどから、彰化銀合併の行方は不透明になっていた。

 陳主任委員は「彰化銀と台新金控のこう着状態は解決できないわけでない。皆にとってハッピーな案を考えている」と述べ、打開策を検討していることを明らかにした。