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太陽電池材料の旭晶能源、中科工場の着工を再延期


ニュース その他製造 作成日:2009年1月12日_記事番号:T00012775

太陽電池材料の旭晶能源、中科工場の着工を再延期

 
 太陽電池材料の旭晶能源科技(エバーソル)が、中部科学園区(中科)虎尾園区(雲林県虎尾鎮)に建設を予定している新工場の着工を、今年5月か6月まで再度延期したことが中科管理局の話により明らかとなった。当初計画では、昨年末までに量産に入る計画だったが、現在に至るまで着工していない。12日付経済日報が報じた。

 米SRIを主要株主とする旭晶能源は、低コストで生産可能な太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)およびフッ化ナトリウムの研究開発(R&D)を主な業務とする。

 旭晶能源幹部によると、新工場で主に生産するポリシリコンとフッ化ナトリウムは、生産コストを大手の半分以下に引き下げることが可能で、域内太陽エネルギー産業の材料不足を解消できるとしている。同工場のポリシリコン生産能力は、当初計画で年間1万トンだ。