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統一とキリン、中国市場での提携解消


ニュース 食品 作成日:2009年1月12日_記事番号:T00012776

統一とキリン、中国市場での提携解消

 
 統一企業(ユニプレジデント)は先ごろ、中国で6年間にわたったキリングループとの提携を解消すると発表した。統一企業はキリンとの合弁会社、北京統一麒麟飲料に、316万人民元(約4,180万円)で50%の出資を行っているが、持ち株をすべてキリン側に売却する。両社は今後、中国市場でライバルとしてしのぎを削ることになる。12日付経済日報が報じた。

 統一企業中国控股の楊寿正・上海総経理特別助理は、キリンとの提携解消の理由として、「統一は、キリンが北京で販売する『午後の紅茶(ミルクティー)』を中国で受託生産するため、その生産設備をすべて輸入してきたが、中国側の新規定により同国で販売する商品の場合、受託生産に輸入設備を使用できなくなった」点を挙げた。

 楊特別助理はまた、「統一は当初、北京市場で受託生産に専念していたが、統一の自社ブランド製品が中国市場で成長するのに伴い、今後は各自がそれぞれのブランド経営に尽力することになった」と語っている。