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鉄鋼・金属
作成日：2009年1月12日_記事番号：T00012778
中鋼、Ｑ１業績を下方修正か
中国鋼鉄（ＣＳＣ）は昨年12月の売上高が151億4,600万台湾元（約412億円）となり、単月としては過去29カ月で最低を記録した。12日付経済日報は、今年第１四半期は鋼材価格が22.56％の大幅な値下がりを見せているため、同社が業績予測を下方修正する可能性もあるとしている。なお、中鋼の昨年通年の売上高は前年比23.3％増の2,563億5,800万元だった。
中鋼の昨年第４四半期の売上高は551億4,900万元で前期比28％の減少となった。同期は鋼材価格下落による在庫損失約100億元に加え、同社が40％出資する中鴻鋼鉄が38億元の赤字を計上したことなどから、中鋼の損失額は計150億～180億元に上った。これにより、第３四半期時点では485億元の利益を計上していたものの、通年では300億元台を守るのがやっとという状況だ。
