ニュース 家電 作成日:2009年1月13日_記事番号:T00012808
家電大手、声宝(サンポ)の陳盛泉董事長は12日、冷蔵庫のOEM(相手先ブランドによる生産)業務を再開すると表明した。農村への家電普及と内需拡大のため、中国政府が今年2月から全国に実施規模を広げる「家電下郷」プロジェクトによる需要増を見込んで、中国の家電最大手、海爾集団(ハイアール)や海信集団(ハイセンスグループ)、米GE(ゼネラル・エレクトリック)などの容量400リットル以上の大型冷蔵庫の受注獲得を目指す。13日付経済日報が伝えた。
サンポは2003年、天津に冷蔵庫生産ラインを設置し、主にGEの400リットル以上の製品を手掛けていたが、05年に原料の銅とアルミ価格が大幅に上昇したことで損失を出し、業務を停止していた。今回、原料価格が下落したこと、また中国の地場メーカーが小容量製品を主に生産しているため、大型のOEM業務再開に踏み切った。
陳董事長は「南部の大手、TCLや美的集団(Midea)も北部に生産拠点を持たないため、サンポの(北部での生産・供給という)強みを生かせる」と受注獲得に意欲を見せている。
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