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「一眼レフデジカメの成長余地3割」=台湾キヤノン


ニュース 家電 作成日:2009年1月13日_記事番号:T00012809

「一眼レフデジカメの成長余地3割」=台湾キヤノン

 
 今年の台湾デジカメ市場について、台湾キヤノンの蘇恵璋・資訊影像資訊産品処副総経理は、「コンシューマ向け製品は全体で昨年比で10%減少するものの、一眼レフは30%の成長余地がある」という見方を明らかにした。13日付経済日報が報じた。

 蘇副総経理は、不景気およびコンシューマ製品が飽和状態近くまで普及したことが消費者の購買意欲に悪影響を与えているとしつつ、「質の良い製品を合理的な価格で提供することが、消費者の購買意欲を維持する唯一の方法だ」と指摘。12月に発売したハイエンド機、EOS 5D Mark2の価格を、レンズ付きで市場予測よりも2万台湾元安い約10万元(約26万7,900円)に設定した結果、人気機種になっていることを例を挙げた。

 同社は今年も新製品の投入を続け、昨年同様、合理的な価格水準を維持する方針。年末の資訊月(インフォマンス)などで販促キャンペーンを行うことで、台湾市場での一眼レフカメラの販売は今年、過去最高を更新する可能性もあるとしている。