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華宝のQ1受注、500万台以下に減少


ニュース 電子 作成日:2009年1月13日_記事番号:T00012811

華宝のQ1受注、500万台以下に減少

 
 携帯電話受託生産最大手の華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)は、大型取引先のモトローラが引き続き同社向けの発注を削減している影響で、第1四半期の受注が500万台以下に低下する見通しだ。13日付工商時報が報じた。

 第1四半期の出荷台数が実際に500万台を下回れば、580万台の出荷実績だった05年第4四半期以来の低水準となる。同社はピーク時の2006年第1四半期には1,600万台の出荷を記録していた。

 同社は昨年第4四半期、モトローラの緊急発注によって同期の出荷台数が1,500万台まで高まるという観測から、シリテック・テクノロジーや華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)などの部品メーカーに、これに対応できる在庫を準備しておくよう要求。しかし、緊急発注は行われず、華宝の実際の出荷台数は約1,000万台にとどまった。部品メーカーは現在約500万台分の在庫を抱え、華宝の在庫消化による受注回復を待つ以外にない状況だ。