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作成日:2009年1月14日_記事番号:T00012831
消費券商戦、量販店でもスタート
1月18日から配布される3,600台湾元(約9,660円)分の消費券による商機をめぐり、百貨店などに次いで、愛買(Geant)や家楽福(カルフール)など量販店でもキャンペーンを打ち出す。14日付経済日報が報じた。
愛買では、消費券による1,200元分の消費に対し、合計1万2,000元分の割引が受けられるクーポン冊子(使用期限1月26日~3月5日)を進呈する。3,600元全額を同店で使用すれば、3万6,000元分の割引が手に入ることになる。
一方カルフールでは、消費券3,600元分を利用すれば、7,200元相当の割引券(2,000元の消費で200元割引、2月から使用可)をプレゼントする。カルフールでは例年、春節(旧正月)期間は通常の2倍に当たる500~600万人が来店するため、発行される割引券すべてを合計した割引額は15億元に上るとみている。
またカルフールはあす(15日)、小型店舗展開の新ブランド「家楽福便利購」をスタートさせる。売り場面積250坪の第1号店は台北県板橋市にオープンし、日用品や生鮮食品、パン類、家電製品などを扱う。商品数は通常店舗の5分の1で、「量販店の価格、スーパーの広さ、コンビニの便利さ」をコンセプトとし、住宅地域をターゲットとする。