ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

マカオのカジノ王、台湾での開業に意欲


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年1月14日_記事番号:T00012832

マカオのカジノ王、台湾での開業に意欲

 
 離島へのカジノ建設解禁を盛り込んだ「離島建設条例改正案」が立法院で承認されたことを受け、マカオのカジノ王として知られる何鴻燊(スタンレー・ホー)氏は12日、「好ましいことだ」とコメントし、台湾でのカジノ経営に意欲を示した。14日付経済日報が香港星島日報の報道として伝えた。
 
 ただ何氏は、「澎湖などの離島には宿初施設やインフラが十分ではなく、台湾初のカジノがオープンするのは早くても2010年」との見通しを示した上で、「解禁されれば、私も台湾で開業する」と語った。なお、「台湾のカジノ解禁がマカオでの経営に影響することはない」としている。
 
 また、何氏の息子でカジノ運営会社、新濠国際(メルコ・インターナショナル)の主席を務める何猷龍氏も、昨年9月に台湾視察に訪れた際、マカオにはない自然景観などを絶賛し、「台湾は土地柄もよく、本島にも離島にも興味がある」と語っている。さらに、台湾でカジノが解禁されれば、300億香港ドル(約3,460億円)を投資してリゾート開発を行う意向も明らかにしている。