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上海振華、高雄港にクレーン納入へ


ニュース 機械 作成日:2009年1月14日_記事番号:T00012837

上海振華、高雄港にクレーン納入へ

 
 中国の港湾設備大手、上海振華港口機械は近く、高雄港で陽明海運(ヤンミンライン)向けにブリッジ式クレーン8基を納入する契約式を行うもようだ。契約金額は1億米ドルに達する。新クレーン導入でコンテナの積み下ろし効率は50%上昇する見通しだ。14日付工商時報が伝えた。

 上海振華による受注は、中台経済交流の活発化を反映したもので、契約式には上海市の唐登傑副市長らが出席する予定という。

 上海振華はコンテナクレーンで世界シェアが75%に達するとされる大手企業で、昨年の売上高は280億人民元(約3,650億円)、最終利益は25億人民元に達した。今年は売上高350億人民元、最終利益35億人民元を目指す。

 同社の管彤賢総裁は「今回投入されるクレーンで高雄港コンテナ埠頭(ふとう)の積み下ろし作業効率は大幅に向上する。両岸三通にも有利に働き、国際競争力を高めるのにも役立つ」と指摘した。