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同一キャリア内通話無料、亜太と威宝の契約者大幅増


ニュース 電子 作成日:2009年1月14日_記事番号:T00012840

同一キャリア内通話無料、亜太と威宝の契約者大幅増

 
 同一キャリア内の3分以内の通話料を無料化した亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)と威宝電信(ビボテレコム)は昨年、それぞれ55万件、30万件の契約者増を達成するなど好調で、他社も低価格戦略で迎え撃っている。14日付中国時報が伝えた。

 亜太電信は景気が冷え込んだ昨年10月にも6万9,000件の契約者増を記録し、契約者数は年初の125万件から180万件へと増加した。

 威宝電信も昨年、契約者数を50万件から80件に増やした。ただ、損益分岐点の100万件にはまだ達していない。

 これに対し、大手の中華電信は6件の固定電話番号と10件の携帯電話番号を登録し、携帯電話料金を最低1分1.8台湾元(約4.8円)まで引き下げる「F2プラン」などで契約者流出に歯止めをかけようとしている。

 国家通訊伝播委員会(NCC)によると、携帯電話の通話時間は昨年、前年比で7.25%増加したが、昨年7月以降は減少傾向を示しているという。業界関係者は「不景気で消費者が財布のひもを締め、通話時間は15~20%減少した。用事を済ませて、早く電話を切る人が増えている」と指摘した。