ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ネットブック、今年は価格競争が激化【表】


ニュース 電子 作成日:2009年1月14日_記事番号:T00012845

ネットブック、今年は価格競争が激化【表】

 
 市場調査機関IDCは13日、今年の低価格ノートパソコン(ネットブック)市場について、材料コストがこの1年で約30%低下し、今後も多くのメーカーが参入すると予想されることから、価格競争がさらに激化するという見通しを示した。14日付工商時報が報じた。
 
T000128451

 
 IDCの江芳韻・研究経理によると、ネットブックの昨年の主流機種、8.9インチディスプレイ機種のオファー価格は現在、前年同期比で半減している。主因として、液晶パネルとインテルのマイクロプロセッサ、Atomの値下がりが大きく、特にAtomは供給増とともに価格が昨年の1セット50米ドルから、宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)向けで30米ドル以下になっているとされる。このためIDCでは、低価格化の進行でもメーカーの粗利益には問題ないとみている。

 江研究経理はまた、10.1、10.2、11.6、
12インチの各機種を今年の主流とみている。同日付蘋果日報によると、エイサーは第1四半期中に、ネットブック「Aspire One(アスパイア・ワン)」の2代目となる10.2インチ機種を約399米ドルで発売するという観測が出ている。

 IDCでは、今年のネットブック出荷台数を世界全体で2,080万台前後と予想している。