ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

パネル景気「Q2が谷底」=モルガン・スタンレー【図】


ニュース 電子 作成日:2009年1月14日_記事番号:T00012846

パネル景気「Q2が谷底」=モルガン・スタンレー【図】

 
 モルガン・スタンレーの王安亜執行董事は、液晶パネル業界の景気は今年第2四半期に谷底に達し、第3四半期には回復が期待できるとの見通しを示した。14日付工商時報が伝えた。
T000128461

 
 業界は昨年第4四半期、出荷量が激減、価格も下落を続け、メーカー各社の売上高は第3四半期を下回る見込みだ。ただ、生産能力利用率が30~40%に落ち込み、供給が抑制されているため、価格は谷底に達したとみられている。

 王執行董事によると液晶テレビの価格下落により、欧米市場で昨年末は販売が予想を上回り、在庫回転日数が北米で4~6週と正常範囲に戻っているという。「1月は稼動日数の少なさから売上高は低い水準が見込まれ、需要は2~3月まで、出荷台数は第2四半期まで低迷。4~5月ごろからメーカーの新機種発売が始まり、出荷台数は第3四半期から反発が期待できる」と予測している。