ニュース その他製造 作成日:2009年1月15日_記事番号:T00012863
潤泰集団(RUENTEX)傘下の潤弘精密の董事会は14日、同じ潤泰グループに所属する潤泰水泥の7,000万株を総額7億台湾元(約18億6,000万円)を投じて取得することを決議した。これは、現在協議が進められている力霸集団水泥企業部(セメント企業部)の買収へ向けての動きとみられている。15日付工商時報が伝えた。
2007年に経営破たんした力霸集団傘下にあって、セメント企業部は現在も操業を続けており、年間2億~3億元の利益を上げている。一方、潤泰水泥はコスト高騰から現在は操業を停止している。
潤泰集団は不動産開発を手掛ける潤泰創新などを擁し、建設事業は同グループの事業における柱の1つとなっている。力霸のセメント事業を買収、潤泰水泥として生産を行うことで、建設事業のコスト削減を狙っているもようだ。
潤泰集団関係者は、買収に関して債権銀行の兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)と条件を協議中だとしている。
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