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苦境の紡織業界、最大30%の減給【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年1月15日_記事番号:T00012864

苦境の紡織業界、最大30%の減給【表】

 
 世界的な景気低迷で苦境に立たされる域内紡織業界各社が、減給を余儀なくされている。減給幅は最大で30%に上り、これまで減給を行っていなかった化学繊維最大手の遠東紡織(ファーイースト・テキスタイル)も、近く実施を余儀なくされる見通しだ。15日付経済日報が報じた。
 
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 遠東紡織はあす16日、減給実施について検討する。減給幅は最低でも10%となる見通しで、個人目標の達成率によって減給分を補填(ほてん)する制度も同時に導入する方針だ。

 新光合成繊維(新繊)は12月から管理職を対象に5~15%減給し、一般社員には1カ月に3日の無給休暇を与えて給与10%相当を削減した。今年1月に入っても業績の改善が見られないことなどから、全従業員を対象に、1年間の暫定措置として、さらに10%の減給を行う。

 集盛実業は昨年12月から設立40年で初めての減給に踏み切った。宜進実業では昨年11月末から減給を実施している。減給幅は董事長で30%、一般社員で最低4%で、現場作業員は減産に伴い出勤日が減少している。