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住友金属、中鋼に安全体感教育の技術供与


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年1月15日_記事番号:T00012868

住友金属、中鋼に安全体感教育の技術供与

 
 住友金属工業は14日、同社が鹿島製鉄所と和歌山製鉄所で展開している安全体感教育に関する技術を中国鋼鉄(CSC)に供与し、同日高雄市に安全体感教育施設が竣工したと発表した。
 
 住友金属の安全体感教育プログラムは、同社と住金マネジメントが開発した体験型教育施設が1997年に鹿島製鉄所に設置され、自社社員向けに開始された後、関係・協力企業での社員教育へも対象を広げ、現在では自動車業界、エネルギー業界などで広く受け入れられているという。
 
 今回の技術供与では、中鋼に対し教育設備の図面と教育マニュアルの提供が行われた。高雄市に設置された施設には、高所、回転体、玉掛、電気の危険を体感できる設備が配置され、今後中鋼社員が同設備を使った教育プログラムを受講することになるという。また、昨年秋には中鋼から教育プログラムの講師となる5人の技術者が鹿島製鉄所に派遣され指導法に関する訓練を受けた。