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作成日：2009年1月15日_記事番号：T00012873
コンパル、レノボのネットブックを受注観測
ノートパソコン（ノートＰＣ）受託生産世界２位の仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）は今年、低価格ノートＰＣ（ネットブック）の受注に向け積極的に動いており、デル、東芝、宏碁（エイサー）に加え、聯想集団（レノボ）からも新型ネットブックを受注するとの観測が伝えられている。コンパルのネットブック出荷台数は今年、同製品生産台数が世界最大の広達電脳（クアンタ・コンピュータ）に迫る800万台に達する可能性もあるとみられている。15日付工商時報が報じた。
世界的な不景気を受け、当初15％成長とされていたノートＰＣの出荷予測について、最近では「横ばい」と下方修正する声が多く聞かれる。そんな中ネットブックは唯一成長を持続する製品と目されている。
コンパルは先ごろ、今年のノートＰＣ出荷目標を3,500万台から3,200万～3,500万台に下方修正したが、年成長率は依然28％以上というノートＰＣ受託メーカーの中で最も高い設定となっている。これは同社のネットブックに対する期待の高さを表すとみられる。
