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富士通・ドコモ共同開発の携帯、遠伝から発売


ニュース 電子 作成日:2009年1月15日_記事番号:T00012875

富士通・ドコモ共同開発の携帯、遠伝から発売

 
 富士通とNTTドコモは14日、台湾市場向けに両社が共同で開発した携帯電話端末「F905i」が、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)から発売されたと発表した。富士通の携帯電話端末が海外市場で販売されるのはこれが初めてとなる。15日付経済日報が伝えた。
 
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F905iの外観(富士通提供) 
 
 日本で発売された「FOMA F905i」をベースに富士通とドコモが共同開発した台湾向け端末は、繁体字中国語の表示・入力機能を備えており、遠伝がドコモから導入しているiモードサービスを利用できる。価格は月額プランとの組み合わせで1万9,190台湾元(約5万1,400円)から。

 遠伝と富士通は14日、共同で新機種の発表会を行い、富士通はノートパソコン(ノートPC)に続き携帯電話でも海外市場に打って出る構えで、その第一歩として高付加価値モデルの需要のある台湾を選択したと表明した。

 また、遠伝のニルソン副董事長兼総経理は「台湾の携帯電話市場はハイエンドとローエンドモデルに二極化している」と指摘し、遠伝が販売権を持つ富士通「F905i」と、シャープ「WX-T923」のハイエンドモデル2機種で、中華電信が販売するアップルのiPhoneに対抗するという方針を示した。